こんにちは！
パーソナルジム＆レッスンスタジオClothのMikiです。
冬になると、
「なんか体が動きづらい…」
「ストレッチしても伸びない」
「肩や腰が固まって痛い」
という声を多くいただきます。
実はこれ、季節のせい、、冬は生理的に“体が固くなりやすい条件”が揃う季節なんです。
今日は、なぜ冬は体が固くなるのか？
そして、どうすれば柔軟性を保てるのか？
を分かりやすく解説します！
冬に体が固くなる3つの理由
① 体温低下で筋肉が縮こまりやすい
寒さで体温が下がると、
筋肉は身体を守るために“ギュッ”と縮まる性質があります。
筋肉の温度が1℃下がるだけで、
筋肉や腱の伸びやすさは大きく低下します。
→ 冷えている＝伸びにくい状態
なので、冬に急にストレッチしても伸びづらく感じるのは当然なんです。
② 血流が悪くなり酸素・栄養が届きにくい
寒いと血管がキュッと収縮し、血流量が低下します。
血流が悪いと、筋肉に送られる酸素や栄養も不足しやすくなります。
その結果…
•筋肉がこわばる
•代謝が落ちて疲労が取れにくい
•張り・痛みが出やすい
という現象が起き、柔軟性にも影響します。
③ 冬は活動量が減り“関節の動く範囲”が狭くなる
冬は
•外出が減る
•歩く量が減る
•肩をすくめる姿勢になる
など、活動量が自然と落ちます。
この“動かさない”ことが柔軟性の低下に直結します。
冬でも柔軟性を保つためのアップ術
① まずは“温めてから伸ばす”が鉄則！
冷えた体をいきなり伸ばしても効果半減。
急に伸ばすと痛める事も、、
おすすめの温め方は…
•5分の軽いスクワットやウォーキング
•肩回し・股関節回しなど大きな関節を動かす
•お風呂後にストレッチを行う
体温が上がることで筋肉の伸びやすさが格段にアップします。
② 冬こそ「大関節」から動かす
柔軟性アップのカギは、大きな関節の可動性にあります。
特に動かしたいのは…
•股関節
•肩関節
•肩甲骨
•胸郭（あばら周り）
ここが動くと全身が一気に伸びやすくなりますよ！
おすすめメニュー
◎ 肩回し（前後20回ずつ）
◎ 股関節まわし（左右10回）
◎ キャット＆カウ（10回）
◎ もも裏・お尻の軽いストレッチ
難しいことは不要！
“大きく動かす” ことがポイント。
③ 寒い時期こそ『小まめに伸ばす』が効果的
夏は1回で伸びても、冬は伸びにくい。
だからこそ、短時間×回数 が最強です。
•1分でいい
•仕事の合間に
•夜寝る前に少しだけ
これを積み重ねると、冬でも柔軟性が大きく落ちません。
まとめ
冬に体が固くなるのは“気のせい”ではなく“生理現象”。
だからこそ、対策すれば確実に変わります。
•冬は筋肉が冷えて固くなる
•血流が悪くなる
•動かないことで関節の可動域が落ちる
これらを理解したうえで
→温める
→ 大関節を動かす
→ 小まめに伸ばす
この流れを習慣にすれば、
冬でも体は気持ちよく動き、トレーニングの質もアップします！
パーソナルトレーニングの際に、お家で出来るおすすめのストレッチもご案内いたしますよ！