こんにちは!
パーソナルジム&レッスンスタジオClothのトレーナーMikiです。
前回は「冬のトレーニング頻度の考え方」についてお話しました。
今回はそこからつながるテーマとして、寒い時期に疲れが抜けない人の共通点について解説していきます。
「しっかり寝ているはずなのに疲れが残る」
「冬になると常にだるい」
そんなお悩みを感じている方、実はとても多いです。
寒い時期に疲れが抜けない人の共通点
① 血流が悪く、体が冷えている
冬は気温が低くなることで血管が収縮し、血流が悪くなりやすい季節です。
血液は、酸素や栄養を運ぶだけでなく、疲労物質を回収する役割も担っています。
血流が滞ると、
•筋肉に疲労物質が残りやすい
•回復に必要な栄養が届きにくい
•手足が冷えて眠りが浅くなる
といった状態になり、疲れが抜けにくくなります。
② 自律神経が乱れている
寒暖差が大きい冬は、自律神経にとって負担のかかりやすい季節です。
•暖房の効いた室内と寒い屋外の行き来
•日照時間の減少
•年末年始の生活リズムの乱れ
これらが重なると、交感神経が優位になりやすく、身体が常に「緊張モード」に。
本来、疲労回復は副交感神経が優位なときに進みます。
自律神経が乱れると、休んでいるつもりでも回復が進まない状態になってしまいます。
③ 睡眠の質が下がっている
冬は布団に入る時間が長くなりがちですが、
「長く寝ている=質が良い」とは限りません。
体が冷えたまま眠ると、
•深い睡眠(ノンレム睡眠)が減る
•成長ホルモンの分泌が低下
•筋肉や神経の回復が遅れる
といった影響が出やすくなります。
特に、首・お腹・足首が冷えたまま眠っている方は要注意です。
④ 栄養不足・エネルギー不足
冬は食事量を減らしていなくても、
•タンパク質不足
•ビタミン・ミネラル不足
•炭水化物を極端に控えている
といったケースが多く見られます。
疲労回復には、
•タンパク質(修復材料)
•ビタミンB群(エネルギー代謝)
•ミネラル(神経・筋肉の働き)
が欠かせません。
これらが不足すると、疲れが取れにくくなるのは当然なのです。
⑤ 「動かなすぎ」または「頑張りすぎ」
寒いからといって、
•ほとんど動かない
•逆に、無理にハードな運動を続ける
どちらも疲労が抜けにくくなる原因になります。
冬は特に、
適度に体を動かして血流を促し、回復できる余白を残すことが大切です。
冬に疲れを溜めないためのポイント
•体を冷やさない(首・お腹・足首)
•湯船に浸かり血流を促す
•大きな筋肉を動かす軽い運動を習慣に
•タンパク質・ビタミン・ミネラルを意識した食事
•睡眠時間より「睡眠の質」を重視
まとめ
寒い時期に疲れが抜けない人には、
•血流低下
•自律神経の乱れ
•睡眠の質低下
•栄養不足
•動き方のバランス不良
といった共通点があります。
Clothでは、トレーニングだけでなく、
こうした体調管理も含めてサポートしています🌟
「最近疲れが抜けないな…」と感じている方は、ぜひ一度ご相談くださいね!
